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ミルを記録する。
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2005年 10月 03日 ( 1 )

時空は越えるよどこまでも

今日は完全にオフで、ずっと家で怠惰な生活を送ってしまった。
のど自慢とアタック25を見れた。これは実家にいる頃の日曜日の過ごし方。
夕方からちょっと稽古場を見に行って、現段階での出来を確認。公演2週間前。あまり切れがない。セリフの言い回しのギャップを楽しむ的なころがあるのに、まだこなしてる感だけで、振幅の幅が狭い。やりすぎると演出に怒られるけど、もっと切り替えがほしいところ。なんて偉そう。
以前稽古場で拾った、遠藤周作の短編集を読んでいたら、ページの間に四葉のクローバーが挟まっていた。一人でいたのに思わず声を上げてしまった。なんでもないけど、とてもうれしい。誰かがこのクローバーを必死に探した時間があったのかと思うと、誰かが手紙を瓶に入れて海に流し、それを受け取った感覚に近い。
夜は友達の家で成瀬作品初鑑賞「浮雲」。正直こんな作品だとは思っていなかった。小津的な感じかなと勝手に想像してたら全然違う。プレイボーイの男(森雅之)とそれに振り回されたまま死んでいく女(高峰秀子)。まだ男を知らなかったころ、それから男に捨てられ、世間にすれて、死へと向かっていくいう過程でだんだんキラキラしていく女。最後の死に顔に紅を引きたくなった男の心情も理解できる。男はやり手で、いろんな女に甘い言葉でどれもキープ。女が死んで初めて男は女のために泣く。
細い路地的アングルが多く、戦時中の男との不倫から戦後はパンパンになってしまう女の陽の目をみない人生が、その細さ、そしてその道をすり抜けてしか歩けないという女の惨めさに同情。女はただ、何もいらないから男の愛情だけをほしがったが、それさえもかなわなかった。不倫してたころはうまくいってたなぁと女が懐かしみ、それに対し男が「昔のことばかり懐かしがったってしようがないじゃないか」と言う。それに対して女「私たちには昔しかないのよ」。いや~。色目を使う男の目線はそこに言葉はないけど、多くの女はそれに釣られる。成瀬監督がカラーの映像は余計なものが映りすぎる、と言っていたのもうなずける。この作品の映像には無駄なところがない。
by tsubasahappy | 2005-10-03 04:47