ミルを記録する。
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健康の次の日は不健康。

雨の日はこもる。
昔から決まっている。
一日PC。修論を文字数にして3%書いた。
まだ観終わっていないが、「その河を越えて、五月」を観た。よかった。確かにこれは、小野原に住むメガネ友達と見ないとダメだ。

以下、先日見た、Giant Grammyの観劇レポート。観ていない人は、読んでもあまりよくわからないと思います。これは参加団体と小屋(KAVC)とモニターしか見ることができないそうなので、ここに載せておきます。



KAVCチャレンジシアター観劇レポート   清水翼
Giant Grammy「あれはもしや怪獣ではありませんか?」2006年5月19日 19時

0.この公演をあなたの友人・知人に紹介するとしたら、どのように伝えますか。
感性が揺さぶられることはない、顔がゆるむこともない。
1・作品テーマについて
・ありえない設定と日常の融合をロボットをモチーフにしながら進むというのが、作品を見る前の私のイメージだった。しかし、ロボットに関しては、なぜガンダムや考える人のロボットver.を登場させる必要があったのか最後までわからなかった。あそこが、ウルトラマンや、木彫りver.ではまずかったのだろうか。単純に面白いと思ったからなのだろうか。会場の反応を見ていたら、それは成功していなかったように思える。
・無生物であるロボットが、怪獣と戦い敗北(正確に言えば敗北ではなく、故障ではあるが)することで、今の自然破壊を憂い、生物・自然至上主義を唱えたかったのだろうか。
2.戯曲・作、または構成について
・怪獣がハワイに上陸したことに対し、夫が飛行機で2,3時間の距離だと主張していたが、ハワイまで飛行機で2,3時間で行けるわけがない。そんなことは調べればすぐにわかることなのだが、そんなことも知らないのだろうか。
印象に残ったセリフについて
・「彫刻はながめるもの」
簡単にこう言いきってしまうのはどうかと思う。作者が少しでも勉強すれば、安易にこういったセリフが書かれることはないと思うが。ロバート・スミッソンの「スパイラルジェッティ」という作品は、あえて自然の浸食を受ける場所に置き、サイトスペシフィックという方法論で提示した作品だが、彫刻が人間を超えた不変な形態などではなく、人間と同じように時間の流れに置かれ、いずれは消えていく存在であることを示す「アレゴリー」的なものだった。
・「芸術は理解できないから芸術」
私どものように、アーツマネージメントに従事しているものへの冒涜だと思う。芸術は決して高尚なもの(先端芸術)だけではなく、限界芸術という考えでは、芸術とは楽しい記号であると述べられており、そのへんも踏まえた思慮、いや配慮ある戯曲を望む。
3.演出について
・特徴あるキャラ作りはされていなかった。どのキャラクターもそこまで目立った存在ではなかった。日替わりゲストと言っていたが、それが誰かは全くわからない。有名人なのだろうか。
・もちろん本の力もあるが、役者の力を引き出すのは演出であり、昨今の演出家の台頭というのは、こういうことなのだろうと思う。役者に力があったとしても、演出がそれをうまく使わなければ役者としての評価は低く見られてしまうように思う。
4.出演者について
夫役はセリフをカミすぎだった。あれは演出だったのか?妻役は、もっと妊婦を研究したらいいと思う。妊婦はもっと背中が反っており、妊婦にしてはずいぶん直立不動な姿勢だった。
イデというキャラクターはインスタントジョンソンの小さいほうのボケに口元が似ていた。
5.舞台美術について
・きっちり作りこんでいる印象は受けた。作者がフライヤーで述べているように、「ちっちゃなアミューズメントパーク」という言葉に基づいてなのだろうが、あそこまで作ることは、逆に観客の想像力を排除することであり、あそこまで作る必要があったのかは、甚だ疑問。音響や照明でカバーできたのではないだろうか。
・Entranceと書かれている場所が、単なる出入り口として使われていたが、安易な英語の使用は避けたほうがいいと思う。あれは客席から見れば、EXITであり、舞台の裏から見れば、Entranceだろう。
6.照明について
特に印象はない。これだけの機材ならば、もっと遊べたのではないだろうか。
7.音響について
役者の心情に合わせて、効果音を用いられていたが、それが効果的だったのかはわからない。私はそれが始めわからず、この音は一体なんなのか、怪獣が迫っていることを表わしているのかと、誤解していた。音量的にも、あれ、入っていいのかな、ちょっとだけ入ってみようかな、入るなら入ってこいや~的なバランスで、気持ち悪かった。
8.衣裳について
警官役、塔の職員(村松)がなぜ、あんなにもルーズな格好をしていたのだろうか。ルーズな格好がカッコイイという高校生の発想か?それに誰かが突っ込むとか、それが伏線にあるというわけでもなく、何の意味もなかったように思える。普通と違うことは目に付きやすい。そこに意味があるならやるべきだが、ないのであればやるべきではない。
9.受付等、会場の雰囲気について
・受付、会場整理に関しては、滞りなく行われていた。ただ、開演前アナウンスで、アナウンサーが注意事項の確認を怠っていたことは、身内だから許されるものの、もっと大きな場所でやる場合、恥ずかしいだろう。
・見ているとき、傘が非常に邪魔だった。天気予報を見れば、あの日が雨になることは前もって知ることができたし、遅くとも前日には知れたはず。あの会場の広さでは傘が邪魔になることは想像できなかったのか。もし、傘立ても用意できず、傘を一本一本預かることも不可能であれば、開演前アナウンスで一言あってもよかったのでは。そうすれば、「あ~この団体はちゃんと傘のことまで考えてくれている」と客は思う。
10.全体を通してよかった点
申し訳ないが、どこがよかったのかわからない。
11.全体を通してよくなかった点
・もし、設定で、日本を襲う役が怪獣ではなく、ロボットであれば、ロボットが襲ってきた危機的状況に対し、その中で産まれた新しい人間の生命、そして生まれた団結心で敵を倒す。そんな安易な二項対立が生まれもしたのだろうが、敵は怪獣であり、ロボットは簡単に倒れてしまう。ロボットより、人間の起こす超常現象の方が力があるんだ、というのがテーマであれば、最後でもう少し盛り上がりを強調してよかったのではないか。
・また、彫刻の考える人が夫の苦悩を表わすモチーフだとして、それを夫自身が壊すことでマリッジブルーから脱却を意味していたら、少しはロボットをうまく使っているな、と思えたが、夫は必死にそれを直そうとし、あの彫刻は最後まで単なる舞台美術だった。
・有機(人間の集合)の中に無機(ロボット)を持ち込むことを、消化しきれていなかったのでは。
・冒頭に用いていた映像の意味が全くわからなかった。不快だった。もじゃんべが、作品上でキーになることもなかったし、キャシー川辺が登場することもなかった。四万十川料理研究家の真似でもしたかったのだろうか。
12.その他、この公演を観て発見したこと、興味を持ったこと、上演 団体の方にぜひ伝えたいこと。
・人を笑わせるということは、非常に難しい。ありえない設定を日常に無理やり詰め込むことで、うまれる矛盾、誤解、ギャップ、それらは笑いにつながると私は思う。アンジャッシュやラーメンズは完全に計算されたギャップの笑いだが、昨年M-1で優勝したブラックマヨネーズは、舞台で行われる喧嘩、ある種狂気にさえ見えるそのテンションと、客席とのギャップで人を楽しませた。先日行われた、マレビトの会でもその狂気が笑いにつながっていたと、私の友人は語っていた。
・アミューズメントパークが楽しいのは、非日常をドキドキ感とともに体験できるからなのだ。しかし、舞台美術がいかにすごくとも、今回のような作り方では、観客はそれを触れるわけでも、動かせるわけでもなく、見ることしかできない。もし、観客席にも美術を張り巡らせていたなら、観客も塔に閉じ込められたドキドキを経験し、本当に抜け出せなかった死ぬのだろうか?という不安を与えることもできたかもしれない。しかし、私も劇団をやっており、それは財政的な問題もあり、厳しいのはわかる。ならば、役者がそれを補え、とも思うが、それもない。舞台にあるのは夢の世界で、観客席は現実の世界。夢が現実を侵食することはない、という安心感はドキドキ感につながらない。
「あなたたちは何のために演劇をやっているのですか?」
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by tsubasahappy | 2006-05-24 03:12