春夏冬
ハンガリーにいたときは秋の季節感はなかった。彼らの装いは夏と冬の間の微妙な感覚はなく、思いっきり冬服だった記憶がある。確かに秋ってなかなか実感しにくい季節である。ないようである。梨を食べたり、柿を食べたり、栗を食べたりするとようやく秋を実感する。秋は、気付かないうちに突入し、いつの間にか冬になっている季節。秋って読書だとか、芸術だとか、運動だとか何にでも使われるが、実に包容力のある季節。
冬のあとに来る春は、どうしたって、厳しい寒さのあとに来るからあったかい春というイメージ。寒いとまだ冬だと誤解されてしまう。夏はもちろん暑くないと夏じゃない。夏が寒かったら夏の評価は下がる。秋の収穫にも影響するし、暑い方が電化製品が売れる。冬は夏とは逆に寒くないと冬じゃない。ウィンタースポーツや暖房器具も寒いからこそ。なのに、秋は晴れても「秋晴れ」、雨が降っても「秋雨」。暑くても寒くても秋だなって思われる。一番実感しにくい季節ではあるが、何したって絵になる秋は一番器が大きい。
冬のあとに来る春は、どうしたって、厳しい寒さのあとに来るからあったかい春というイメージ。寒いとまだ冬だと誤解されてしまう。夏はもちろん暑くないと夏じゃない。夏が寒かったら夏の評価は下がる。秋の収穫にも影響するし、暑い方が電化製品が売れる。冬は夏とは逆に寒くないと冬じゃない。ウィンタースポーツや暖房器具も寒いからこそ。なのに、秋は晴れても「秋晴れ」、雨が降っても「秋雨」。暑くても寒くても秋だなって思われる。一番実感しにくい季節ではあるが、何したって絵になる秋は一番器が大きい。
by tsubasahappy
| 2005-10-06 01:29