吸いこむ期間。
KIKIKIKIKIKI「結婚」「戯舞」@アイホールを観た。Take a chance のラスト3作目&きたまり未見だったので、どんなもんだろうと少し期待していったけど、WS発表会みたいな作品でがっかりだった。
ストラヴィンスキーと日本の伝統芸能という、巨木に挑んだ結果、足元でみんな楽しく遊んでいただけ。“真摯に”という言葉を、チラシで使っていたけど、それにしては時間も作りこみも足らず、面白い人たちが集まってくれて良かったね、みんなハッピー、という感じ。先日見た、エル・グレコ展は、まぁ、宗教画が多かったわけで、画家一人にあれだけの想像力を見せられたら、この作品には出演者も20人以上いるんだから、舞台にあがる作品としては、もっと想像豊かであってほしい。唯一の収穫は、カンパニーのダンサーが踊っているのを観れたことだけだな。
ちょっと前に、努力クラブ「旅行者感覚の欠落」@元・立誠小学校も観た。学生の頃の自分たちのことを思い出した。あの、舞台に全然お金がかかっていなくて、衣装だけは自前で用意できるから、そこだけ豊富な、アンバランスな感じ。演出家として、できることはもっとたくさんあるはず。もっと客席から作品を見たほうがいいと思う。あとはね、やっぱり舞台には男前とべっぴんさんがいた方がいいな。軸となる登場人物に、気持ちが寄れなかったのと、作品のつかみの部分が瞬発的な大声と暴力による、身内感たっぷりな雰囲気で、一気に舞台と距離が空いてしまったな。
ストラヴィンスキーと日本の伝統芸能という、巨木に挑んだ結果、足元でみんな楽しく遊んでいただけ。“真摯に”という言葉を、チラシで使っていたけど、それにしては時間も作りこみも足らず、面白い人たちが集まってくれて良かったね、みんなハッピー、という感じ。先日見た、エル・グレコ展は、まぁ、宗教画が多かったわけで、画家一人にあれだけの想像力を見せられたら、この作品には出演者も20人以上いるんだから、舞台にあがる作品としては、もっと想像豊かであってほしい。唯一の収穫は、カンパニーのダンサーが踊っているのを観れたことだけだな。
ちょっと前に、努力クラブ「旅行者感覚の欠落」@元・立誠小学校も観た。学生の頃の自分たちのことを思い出した。あの、舞台に全然お金がかかっていなくて、衣装だけは自前で用意できるから、そこだけ豊富な、アンバランスな感じ。演出家として、できることはもっとたくさんあるはず。もっと客席から作品を見たほうがいいと思う。あとはね、やっぱり舞台には男前とべっぴんさんがいた方がいいな。軸となる登場人物に、気持ちが寄れなかったのと、作品のつかみの部分が瞬発的な大声と暴力による、身内感たっぷりな雰囲気で、一気に舞台と距離が空いてしまったな。
by tsubasahappy
| 2012-12-15 22:22
| パフォーミングアーツ