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ミルを記録する。
by tsubasahappy
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モガモガ。

疲れてるなぁ。
特にしんどくないくせに、なんか妙に疲れている。
昼に起きて、観劇。流山児☆事務所「浮世混浴鼠小僧次郎吉」@精華小劇場。
正直な感想から言えば、面白いとは思わなかった。天野天街の演出は、行き届いた方法で、映像も果敢に使っていたし、中途半端にならないリピートとか、あぁ、って思う場面もあった。本を、演出を分析する作業は、自分の感想とは別に必要なんだろうけど、今は、それはできない。
アフタートークは、昔話に花が咲く。流山児という人を知るためには、面白い内容ではあったが、ゲストの人も含め、すごく高い場所からやられていたように見えた。戯曲の中に、ブレヒトや寺山やというのが、含まれていたとしても、それが単純に面白さにはつながらない。私は偏見ではあるけど、アングラは全部唐十郎の踏襲にしか見えなくて、彼を見たとき(正確には唐十郎の教え子の唐ゼミ☆だけども)の感動は半端なくて、あのときほどの感動を受けるクライモグラ(別役実による、アングラの言い換え)には出会っていない。
もちろん、70年代当時の肉体派の方々のイデオロギー満載のこれが、今のイラク派兵増員とか、Little Birdsなんて映画のことも、いろいろ想起したけど、あの当時の方法論が、今の人たちに通じるかって言ったら、それは必ずしもイコールじゃないだろう。こんだけイデオロギー色の強いものを、今やる意味を聞けばよかった。
ゲストの人は、作品に対して「面白い」という言葉しか吐いていなかった。面白いって便利な言葉でさ、包括的に肯定できる言葉で、だけど、せっかく舞台で話しているのだから、何がどう面白いのか、話してほしかった。
帰ってから、芸術劇場で取り上げられていた若手3団体(シベリア少女鉄道、モダンスイマーズ、庭劇団ペニノ)の方法論とテーマは、若い分、私に近いのかもしれないけど、単なる若者文化に終わらないことが、大事なんだって、この前言われた。
最近、ずっと、前衛的・先端的なことをやることと、(あくまで主観的な)芸術の持つ本来の意味を、考えている。社会を変えることは変えるのだけど、そこから先がわからなくなってきている。
帰り道に暴走族を見た。みんな風邪をひいていたのに、寒い日に失踪して風邪が悪化しないのだろうか。暴走族は、確実に若者文化だ。
by tsubasahappy | 2007-02-12 02:29 | パフォーミングアーツ