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ミルを記録する。
by tsubasahappy
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ひとまず終わったぞ。

8月6日は毎年暑い。
怒涛の観劇の日々を締めくくる最終日。今日は招待券だけで鑑賞。
OSAKA SHORT PLAY FESTIVAL@松下IMPホール。
昼に行くと、友人がスタッフで働いていて、友人が見に来ていた。
15分の短編をいろんな団体が見せてくれる。身体表現サークルと黒子さなえ+take-bowが良い。対照的な体。前者は「コドモ身体」の申し子で、宴会芸なのだが、踊ると言う行為が決して崇高なものではなく、誰にでもアプローチできるものだと教えてくれる。トヨタコレオグラファーアワード・オーディエンス賞。後者は、オープニングを飾るにふさわしい研ぎ澄まされた空気の中、つま先立ちしながらしゃがむ瞬間が印象に残った。





途中、抜けて、アリス零番館ISTへ。
今秋のフェスティバルで、批評を書いてくれというオファーをもらい、まだフェスティバルではないのだが、そこの芸術監督さんから招待をもらったので、多少無理してでも行ってみた。
「水盤舞台」というタイトルで、舞台の真ん中をくぼませて、水を張ってある。そこで、二団体が作品を行う。
GRAVITY VANISHED「CHAINS」。男性二人のパフォーマンス。一人は水の中にいて、両手をロープで壁とつながれている。「るつぼ」と似ていると思った。もう一人は傘をさしている。
動きも語りも固い。一瞬だけ引力が消える瞬間もあったが、あとは全く面白くない。水と対峙するには力が足りない。音響でボレロを使うのもありきたりだと思った。

砂月-13「オピウムの余所しさ」。ここの芸術監督である佐藤香聲が主宰する団体:銀幕遊學◎レプリカントのパフォーマーである栃村結貴子のソロプロジェクト。
パンフレットによれば、ジュネやコクトーからの自由翻案で佐藤が台本を手がける。本は面白かった。街では軍人達が闊歩する状況で、男と女が愛し合う。外には死があふれている極限状態での、情事。リーディングパフォーマーに男性も一人いる。その人が、水に入って、足にズボンがピッタリ張り付いた状態で踊るシーンは、動きが図らずも限定されてしまい、どう踊ってくれるのか期待したが、どうも上半身を大げさにすることで終わっていた。メインである、女性はとても柔らかい動き。壁を背にぴたっと張り付く動きは絶対演出が好きなはず。過去にも見たし。
暗転が多すぎるのは好きになれないのだが、今回のもどうも多い。女性が、初めと終わりで全く同じ姿勢をするのはうまいなと思った。ダンサーと役者は指先を見ればわかる。

戻って、またOSAKA SHORT PLAY FESTIVALへ。
バッファロー吾郎、青年団演出部、ほうほう堂×チェルフィッチュ(音楽が変わったラストの5分)がよかった。
ようやく、終わった。疲れた。お金もなくなった。

今日でTOKYO SCAPEも終わったが、私が会場で目にした観客の中には、少なくとも私が訪れた回には、大阪の演劇人が見られなかった。八時半、MONO、ニットキャップシアター、下鴨車窓、橋本制作事務所、dots。私が行った回だけ偶然にも京都陣営だけがやってきたのだろうか。
by tsubasahappy | 2006-08-07 01:43 | パフォーミングアーツ